日本PMO協会

大好評の本セミナーを「映像型eラーニング」完全収録

【資格更新に:4学習ポイント映像型eラーニング

・本セミナーの映像型eラーニングを受講いただけます。有資格者の方は資格更新ポイントも発行しています。ぜひ以下のボタンから詳細をご確認ください。 

・「DXの今だからPMO ~その効果と挑戦~」をご紹介しています。 


共催:(一社)日本PMO協会/日本プロジェクトソリューションズ(株)

【限定イベント!満員御礼!!】実施レポート

DXの今だからPMO ~その効果と挑戦~

今回のオンラインイベントでは、弊会初となる日本とベトナムを繋ぐイベントを実施しました。今年度、2回目の限定イベントであり、満員御礼となるほどの盛り上がったイベントになりました。PMOの現状について、海外の比較を軸にわかりやすく講師が説明し、さらに海外のプロジェクトの事例発表もいただき、参加者から好評のコメントもいただきました。

今回は一般社団法人日本PMO協会、日本プロジェクトソリューションズ株式会社の共催、当日運営支援企業として合同会社PeerQuest様、イベントコンサルティングオフィス シリウス様にご協力、また多数の後援企業様にご支援を頂き、セミナーを実施しました。

ご芳志に対し、深く感謝と御礼を申し上げます。

引き続き、皆様方のご指導、ご支援の程、心よりお願い申し上げます。 


実施コンテンツ

●18:30-18:35   開会ご挨拶 

●18:35-20:20 講演①:講師 株式会社ASKA Planning 代表取締役 永谷裕子

●20:00-20:25 講演②:パネリスト KIBARU SUPPORT VIETNAM 代表 小薗一也

●20:25-20:30 閉会ご挨拶 日本PMO協会 代表理事 伊藤大輔 


実施内容(概要)

「DXの今だからPMO ~その効果と挑戦~」のポイント

 

講師である株式会社ASKA Planning 永谷裕子代表取締役が、DXの今だからPMO~その効果と挑戦~について、講義しました。このレポートでは、そのポイントをご紹介いたします。

 

講義でのポイントは、大きく2つありました。

    PMOの海外との差

    現状のPMOとその事例と今後

 

 ①について、米国におけるPMO導入状況は年々上がり、2016年には90%の大企業がPMOを有しているとのレポートされています。

※参照 ”PM Solution Research" The state of PMO 2010" report 2000

そして、日本とはシステム開発体制が米国とは異なると講師は伝えておりました。

米国では、PMOとPMが発注者として属している一方で、日本では、PMとPMOは受注者と関わる構造になっていることが相違点です。その結果、日本では受注者とPM・PMOが関わるため、経営に関わるヒト・モト・カネの権限が小さくなってしまうのが現状です。  

 次の②について、近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。DX関連のプロジェクトでは、ユーザー企業が主体的に考え、行動しながら戦略マップを企画することが必要であると講師は述べていました。ただ、一方で日本のITプロジェクトは主体的に戦略を立てるユーザー企業(発注者側企業)が育っていなく、そのユーザー企業を支援するITパートナーも育っていないのが現状です。そのため、ベンターとユーザー企業双方が連携しデジタル変革プロジェクトの在り方を考える必要があると、受講者へ伝えてました。 

 現在、日本国内のソフトウェア開発プロジェクトの約半数は失敗になっており、その主な要因が要件定義とのこと。そのため、今後ユーザー企業のプロジェクトマネジメントの成熟度を上げる必要があり、そのために全社的なプロジェクトマネジメントの成熟度向上の役割をPMOが担う必要があります。PMOにより、プロジェクトの失敗リスクを最小限にし、プロジェクトレビューの質を継続的に改善すること等々が、PMOに求められます。  

 DX時代だからこそ、適切はプロジェクトマネジメントが必要であり、そのためにはPMOの存在が大きくなります。是非、企業の継続的な成長のため、そしてプロジェクトの成功率を上げるため、PMO導入を検討すべきと講師は述べていました。  

 

「ベトナム社会主義共和国における新規事業立ち上げのプロジェクト実行支援事例」のポイント

 

 講師であるKIBARU Support Vietnam 小薗代表に、ベトナムでの文具カフェ事業の立ち上げプロジェクトの事例紹介をしていただきました。 

  ベトナムは世界第2位のコーヒー豆の生産地で、カフェ文化が浸透している国です。例えば、スターバックスは、2013年よりベトナムに進出し、現在は67店舗までベトナム国内にあります。

PLUS株式会社はベトナムで1995年より2つの工場で文房具の製造し、販売を26年間されています。さらなる自社の文房具の認知度を上げるため、ベトナムに適した事業展開をできないかと検討していました。その際、小薗様が事業展開の構想について相談をうけ、この文具カフェ事業が開始されました。  

  プロジェクトの進め方は、①実現可能な調査・検討、②プロジェクトの実施、③事業の立ち上げのプロセスで進行されました。その①~③の詳細については、下記の動画にてご視聴してください。

【PLUSベトナム工場HP】https://www.plus.co.jp/factory/index.html 

※KIBARU Support VietnamのWEBページはこちらです

【KIBARU Support Vietnam 会社概要WEB】https://kibarusv.com/company/ 

 

今回のセミナーは、永谷様と小薗様から有益な講義をいただきました。日本とベトナムをオンラインで繋ぎ、今だからこそできる素晴らしいオンラインセミナーになりました。引き続き、弊会のセミナーへご参加ください。 


パネリスト:KIBARU SUPPORT VIETNAM 小薗代表 発表動画


受講者からのご意見

・PMOが単に開発プロジェクトではなく、経営プロジェクトに及んでいることが分かった。

・PMOとしてプロジェクトの管理はもちろん大切。それ以上に顧客とのコミュニケ―ションが大事であることを改めて感じた。

・発注者と開発者の間でのコミュニケーション不足があり、そのような場面にPMOの役割が求められることを学べました。

 


参加者の主な所属部署



大好評の本セミナーを「映像型eラーニング」完全収録

セミナー,異業種交流会,2019年,10月,23日,元年,東京,日本PMO協会,文化シャッター,リーダーシップ,

【資格更新に:4学習ポイント映像型eラーニング

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