日本PMO協会,法人会員,法人,会員,

法人会員様に訊く/村田機械グループ様

グローバル企業として必須の知識と技術。

それが、プロジェクトマネジメント。

 

ロジスティクスシステム・FAシステム・クリーンFA・工作機械・シートメタル加工機・繊維機械・情報機器の製造販売など、様々なグローバルビジネスを展開されている村田機械グループ様。

一般社団法人日本PMO協会の法人会員をどのように活用しているのか、

村田機械株式会社 L&A事業部 早川 茂宏 様、ムラタシステム株式会社 玉川 翼春 様にインタビューさせていただきました。

(インタビュアー:一般社団法人日本PMO協会 代表理事 伊藤大輔)

 


事業内容について

日本PMO協会:

本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございます。

早速ですが、村田機械グループ様はどのような事業を行っていらっしゃるのか、教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

早川氏:

私たちのグループには、繊維機械事業部、L&A(ロジスティクス&オートメーション)事業部、クリーンFA事業部、工作機械事業部、情報機器事業部の5つの事業部があり、それぞれの事業部が独立して事業を行っています。

私がいるL&A(ロジスティクス&オートメーション)事業部では、自動倉庫システムや無人搬送システムなど、国内外にロジスティクス・ソリューションを展開し、自動化システムの納入を担っています。

 

玉川氏:

ムラタシステム株式会社は、グループの一員として、L&A事業部、クリーンFA事業部の物流自動化システム(配送センター、工場内自動搬送システム等)の情報および装置制御ソフトウエアの設計・開発・保守サポートを行っています。

現在、目覚ましいスピードで国内外の物流業界が変化し続けています。

物流の変化のスピードに柔軟に対応できるシステムやソフトウェアが大切になっています。

 

日本PMO協会:

ありがとうございます。

様々な事業をグローバルで行われており、素晴らしいですね。

 


グローバルビジネスで求められるプロジェクトマネジメント力

日本PMO協会:

今回、日本PMO協会を通じて、プロジェクトマネジメントやPMOを学ぼうとお考えになられた「きっかけ」などがあれば教えていただけますでしょうか。

 

早川氏:

海外のお客様からプロジェクトマネジャーが求められることも多く我々としてもグローバルで通用するプロジェクトマネジャーの育成が必要でした。

さらに、我々のプロジェクトは、お客様だけではなく、国内外の様々なサプライヤ様との調整事も多く、ステークホルダーのマネジメントや、調達のマネジメントのためにもプロジェクトマネジメントやPMOへの理解が必要でした。

プロジェクトマネジメントを学ぶために、日本PMO協会の法人会員に入会しました。

 

日本PMO協会:

海外のお客様からはどのような役割としてのプロジェクトマネジャーを求められることが多いのでしょうか。

 

早川氏:

いわゆる「窓口」となる役割を期待されています。

我々のプロジェクトは規模が大きいですから、お客様はプロジェクトのあらゆる情報を取り纏めしてくれる「窓口」としてのプロジェクトマネジャーを求められる事が多いです。

 


プロジェクトマネジメントを学ぶ事への期待

日本PMO協会:

現在、村田機械グループ様の中で、日本PMO協会の有資格者の方が増えてきたと思いますが、何か成果や変化などは感じられましたか。

 

玉川氏:

ムラタシステムでは、全国に複数の拠点があるのですが、拠点によって、そして担当者によってプロジェクトのやり方が違ったんですね。

プロジェクトマネジメントを学んだことによって、プロジェクトマネジメントの品質の差も分かってきました。

そして、徐々にではありますが、プロジェクト内での共通言語や共通的な知識・技術が出来上がってきていると感じますね。

ほかには、ラインの定常業務とプロジェクトの違いを明確にでき、適切なマネジメント手法を選択できる可能性が広がったと感じます。

 

日本PMO協会:

日本PMO協会の資格や法人会員を活用した今後の御社の構想などをお伺いできますでしょうか。

 

早川氏:

L&A事業部内でのプロジェクトマネジメントへの理解を広げていきたいですね。

もうひとつが、プロジェクトマネジャーの「スキルセット」を考えていきたいなと思っています。

つまり、村田機械としてのプロジェクトマネジャーの知識・技術・経験は何が必要なのかというようなものです。

 

日本PMO協会:

村田機械様内で、プロジェクトマネジメントやPMOの理解が深まっていくと、先ほどおっしゃられていた海外のお客様にも喜ばれ、そして社内でもマネジメント品質が高度化して、プロジェクトのトラブルも減り、最終的に社員の皆さんのためにもなりますよね。

 

早川氏:

そうですね。

 


日本PMO協会に対する期待

日本PMO協会:

最後に弊会に対する期待などございましたらお伺いできますでしょうか。

 

早川氏:

我々はグローバルでビジネスを行っているため、日本PMO協会の資格が海外でも通用するようになれば良いと思っています。

 

玉川氏:

私は、日本PMO協会の資格や研修の「次(ネクスト)」を期待しています。

具体的には、企業の状況にあった、各企業独自のプロジェクトマネジャーの社内認定制度などの仕組みを作る支援をしていただけたらなと思っています。

 

日本PMO協会:

貴重なご意見いただき誠にありがとうございます。

今後の参考にさせていただきます。

この度は、お時間いただき誠にありがとうございました。

 

早川氏:

玉川氏:

ありがとうございました。


日本PMO協会の法人会員について

一般社団法人日本PMO協会では、法人会員制度を通じて、法人会員様のプロジェクトマネジメント教育、標準化、ブランディングなどをご支援しております。

ぜひご利用ください。

 

法人会員の詳細は<こちら

また、法人会員について、お気軽にメールでご相談いただけます。

ご相談メールは<こちら