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一般社団法人日本PMO協会(NPMO)は、今回は(恐らく)PM業界でも初めての試みである「PM落語『新説 芝浜』」を、おかげ様で大盛況のうちに無事終えることが出来ました。
今回のセミナーでは、優れたストーリーテリングのツールである落語を通じてプロジェクトマネジメントの重要性について情報を発信し、参加者の皆様との積極的な意見交換と交流を目的に実施しました。
ご芳志に対し、深く感謝と御礼を申し上げます。
引き続き皆様方のご指導、ご支援の程、心よりお願い申し上げます。
事務局長の十返より、本日お集まりいただいたことの御礼を述べさせていただいた後、本日の開催趣旨と構成について簡単にご説明いたしました。
いよいよお待ちかねの本編、紅巣亭 宙心 氏の登場です。
今回の噺の作り手でもある宙心氏からの丁寧な「枕」によって、落語ファンにも楽しんでいただける場となりました。
また、噺の中では、お馴染みの登場人物や情景はもちろん「ドンちゃん騒ぎから借金を返済した空白の3年間」が活き活きと描かれていました。
引き続き紅巣亭宙心氏にご登壇いただき、十返との対談の形式で落語およびプロジェクトマネジメントの両面からの解説を実施いたしました。
まず、落語ファンでもある十返から改めて今回の「PM落語」をご提案するに至った背景についてご説明をした後、今回の噺の登場人物やプロジェクトについて、プロジェクトマネジメントの国際有資格者でもある宙心氏が作成されたガントチャート(当日会場で配布)を元にプロジェクトマネジメントの視点から解説を加えました。
中でも、今回はプロジェクトマネジメントの側面から言えばステークホルダー・マネジメントやコミュニケーション・マネジメントの領域が噺の中心として描写されており、その描写の工夫について伺いました。このことは、素人落語協会様が推進される「落語の力」に通ずる部分が多くあるようでした。そこで、続いて落語がプロジェクトマネジメント能力(特にプロジェクト・マネジャーのコンピテンシーの開発)に有効である側面について話題が及びました。
その一方で、落語ファンとしてお集まりいただいた皆様方にも、プロジェクトマネジメントは決して縁遠いものではなく、日常的な活動であることをご理解いただけたようです。
最後に「落語の力」の発展について想いを述べていただき、今後の素人落語協会様の活動予定についてもご紹介いただきました。
今回のセミナーには、IT系・教育関係者・飲食関連・アニメ制作関連など幅広い方々が参加されました。
落語とプロジェクトマネジメントという一見すれば縁遠い話題も、落語が持つ庶民を主役とする世界観とプロジェクトマネジメントの全員が知恵を出し合うことで成り立つ世界観には共通項も多く、その相互理解が成立したことにより、普段のイベントではなかなか無い、業界・職種の垣根を越えた「交流の場」が実現できました。
参加者の交流はとても積極的でワイワイガヤガヤと楽しい情報共有の時間が続きました。
日本PMO協会のコア・メッセージは「人がつながる。未来へひろがる。」です。今までのセミナー同様、日本PMO協会という場を通じて多くの方がつながり、未来へひろがる時間となりました。
ご参加いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。
なお、事務局長の十返が着用しました和装は、一般社団法人 素人落語協会 和装ご指南番である「きものサロン遊衣」様にご協力いただきました。この場をお借りしまして御礼申し上げます。
大好評のうちに終了したPM落語「新説 芝浜」を時間と場所の制約なくより多くの方に受講いただけるよう、映像型Eラーニング化をいたしました。
この機会に伝統芸能「落語」で笑いながらPMの理論を楽しく学んでみませんか?
当日の解説で使用したガントチャートもダウンロードしていただけます。
詳細は以下のバナーをクリックください。